2011年09月28日
三菱化学、リチウムイオン電池用電解液を中国で生産
【カテゴリー】:経営(海外)
【関連企業・団体】:三菱化学

三菱化学は28日、リチウムイオン電池用電解液を中国で製造販売するため、2012年2月をめどに新社を設立すると発表した。

中国では今後、民生用に加えて車載用のリチウムイオン電池の生産拡大が見込まれ、電解液の需要も大きく伸びると予想されている。

このため同社は、江蘇省常熟市に約25億円を投じて年産能力1万トンの電解液製造販売会社を設立することにした。

同社にとっては、昨年9月に発表した負極材の製造販売会社「青島雅能都化成有限公司」設立に続く、中国での電池材料事業の新しい拠点となる。

同社は欧米にも事業拠点の設立を発表しており、世界展開をさらに加速していく方針である。

<新会社の概要>
・会社名 : 検討中
・所在地 : 中華人民共和国江蘇省常熟市
・製造能力 : 10,000 トン/年
・設備投資額 : 約25 億円 (予定)
・営業運転開始 : 2012 年末 (予定)


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1317192072.pdf