2011年09月29日
出光興産、10-12月の原油処理量は680万KL、前年比102%
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:出光興産

出光興産は29日、今年10-12月の原油処理計画を4製油所合計で前年同期比102%の680万KLとすると発表した。

10月以降の燃料油需要は、原子力発電所の再稼働延期の影響を受けて発電用重油の需要増加が続くと見られる。節電対策として灯油の需要も増えると予想される。

同社は、重油の需要増加に対しては輸入で対応し、また最需要期に備えた灯油の在庫確保には原油処理量の増加で対応して安定供給に努める。

この結果、10-12月期の国内向け原油処理計画を4製油所合わせて前年比102%の680万KLとすることに決めた。

なお、7-9月の原油処理量は、前年同期比95%の600万KLとなる見込みである。