2011年09月30日 |
旭化成とテラ、がん治療用細胞プロセッシング装置を共同開発 |
【カテゴリー】:経営(ファインケミカル) 【関連企業・団体】:旭化成 |
旭化成は30日、独自のがん治療技術を持つベンチャー企業、テラ社(本社:東京都千代田区、矢崎雄―郎社長)と共同で、がん治療のための細胞プロセッシング装置の研究開発に着手すると発表した。 両社は今後、細胞・再生医療に関する両社の優れた技術を融合発展させ、がん治療における、高品質な細胞を安定的、効率的に培養する細胞プロセッシング装置の実用化を目指す。 テラが研究開発した「樹状細胞ワクチン療法」等の免疫細胞培養プロセスに、旭化成が培ってきた知見、細胞プロセッシング技術を応用し、細胞品質の向上や安定化、細胞培養の短時間化やコスト削減につなげる。 テラは、高品質な樹状細胞等を安定的に培養する技術・ノウハウを強みとしている。東京大学医科学研究所で研究開発された技術をもとに、がん免疫療法の一つである「樹状細胞ワクチン療法」を中心とするがん治療技術・ノウハウを、国立医療機関や大学病院を含め、全国18医療機関に提供している。 【テラ株式会社】 ・社名 テラ株式会社 ・住所 東京都千代田区麹町四丁目7番地2サンライン第7ビル7階 ・設立 2004年6月 ・資本金 423百万円(2011年6月末) ・代表者 矢崎雄―郎社長 ・従業員数 48名(2011年6月末時点) ・事業内容 樹状細胞ワクチン療法の研究開発、樹状細胞ワクチン療法等の技術・ノウハウの提供、再生医療の研究開発 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1317348694.pdf |