2011年10月03日 |
JXエネ、10月ベンゼン価格1030ドル、105ドルの急落 |
【カテゴリー】:市況 【関連企業・団体】:JX日鉱日石エネルギー |
JX日鉱日石エネルギーは3日、ベンゼンの10月契約価格(ACP)について、大手需要家との交渉の結果、前月比105ドル安となる1トン当たり1030ドルで決着したと発表した。 欧米の景気減速によりベンゼン誘導品需要が弱含みとなった。またPX市況好調に伴う不均化装置の稼動上昇からベンゼン供給量が増え、需給バランスは緩和傾向にあった。 こうした環境下、原油市況及び欧米ベンゼン市況が急落しスポット市況も大幅下落して、10月ACPは前月比105ドル/トン安での決着となった。 国内価格換算想定値は、1Kg当たり 84.2円となる。9月は92.3円だった。 <用語の解説> ■ACPとは :Asian Contract Priceの略で、 アジア契約市場における指標価格(運賃込み)となる。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1317633448.pdf |