2011年10月03日 |
「旭化成FDKエナジーデバイス」設立 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:旭化成 |
旭化成は3日、FDKとのリチウムイオンキャパシタ(LIC)事業の統合新会社「旭化成FDKエナジーデバイス」を同日設立したと発表した。今年8月の最終合意に基づいて設立準備を進めていた。 LICは、従来からある電気二重層キャパシタに比べて高容量でかつリチウムイオン電池(LiB)よりも長寿命であるため、建設機械・瞬停対策装置・自動車等への需要が見込まれている。2015年以降、1000億円以上の大きな市場に成長するとみており、新会社がこの市場で主導的な役割を担うとしている。 新会社「旭化成FDKエナジーデバイス」の資本金は1億円で出資比率はFDK51%、旭化成49%。本店は静岡県湖西市に置いた。社長には筒井清英氏が就任し、従業員数76人でスタートした。 |