2011年10月06日 |
BASF、スチレン新会社「Styrolution」の事業開始を発表 |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:BASF、Ineos |
BASFジャパンは6日、BASFとINEOS AG(本社:スイス)の合弁スチレン会社、Styrolution(スタイロルーション)社が関係反トラスト当局の承認を経て正式に1日付で事業開始したと発表した(CNT:既報)。 BASFとINEOSの両社は、スチレンモノマー(SM)、ポリスチレン(PS)、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)、スチレン-ブタジエンブロック共重合体(SBC)、また他のスチレン系共重合体(SANなど)やブレンド品に関するグローバルな事業活動を、合弁会社としてStyrolution社に統合する。 発泡ポリスチレンは対象とはならず、BASFとINEOSは、それぞれの発泡ポリスチレン事業を継続する。 Styrolution社は、本社をドイツのフランクフルトに置き、株式はBASFとINEOSがそれぞれ50%を保有する。製造拠点はドイツ、ベルギー、フランス、スウェーデン、韓国、インド、タイ、米国、カナダ、メキシコに置かれる。 両社の事業を合算した、試算ベースによる2010年の売上高は64億ユーロ、従業員数は約3,400人となる。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1317890628.pdf |