2011年10月11日 |
南京のBASF-YPC、ブタジエンなどの増設プラントが稼働 |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
BASFは10月10日、14億ドルをかける増設計画の最初の2プラントが生産を開始したと発表した。 2009年9月に建設を開始した。 既報 http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile/NCODE/27621 エチレンの増強(600千トンから740千トンへ)に続き、今回、ブタジエン抽出(120千トン)と非イオン界面活性剤(60千トン)が生産を開始した。 残りのEO(80千トン)、高吸水性樹脂(60千トン)、イソブテン(80千トン)、ポリイソブテン(50千トン)などのプラントも年末までには完成する。 なお、BASFとシノペックは2010年12月に、第二次増設計画についての覚書を締結している。 投資額は約10億ドルで、C3、C4誘導品を拡張する。16万トンのアクリル酸の増設や新しくブチルアクリレートの新設などを含む。 また、ワールドクラスの過酸化水素法POも新設、BASF-YPCに統合した旧Yangzi-BASF StyrenicsのSMも増設する。 |