2000年08月22日 |
PETボトルの再生樹脂量、4年後に年12万トン |
リサイクル推進協が予想 |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:PETボトルリサイクル推進協議会 |
PETボトルリサイクル推進協議会はこのほど、同ボトルの再生樹脂量の中期予想をまとめて厚生省の容器包装リサイクルシステム検討会に報告した。 それによると、今年度は6万3,170トン、13年度は8万6,000トン、14年度は10万トン、15年度は11万トン--と推移して4年後に当たる16年度は12万トンに達し、さらにその先21年度には16万トンになるとの推定になっている。これは、地方自治体が分別収集する同ボトルのうち、再資源化の指定法人である日本容器包装リサイクル推進協会が再資源化を受託すると想定される数量の7割を再生樹脂が占めると判断して弾き出した予想量。 当分の間、最大の用途は繊維が占めると想定されている。12年度で言えば、繊維が4万1,000トン、シートが1万6,600トン、射出成形品が2,240トン、非食品ボトルが1,780トン、その他が1,550トン--となっている。 しかし、この構成比は年を追って変化するとも想定されている。16年度は繊維が依然としてトップで6万トンで、第2位も同じくシートが占めて3万トンとなるが、それ以下は、ボトル・to・ボトルの2万トン、射出成形品の5,000トン、非食品ボトルの1,000トン、その他の4,000トン--といった中身に変わると予想されている。さらに21年度は、繊維とボトル・to・ボトルがともに6万トン、シートが3万トン、射出成形品が5,000トン、非食品ボトルが1,000トン、その他が4,000トン--へと大きな変化を遂げると見られている。 |