2011年10月12日 |
8月のエチレン換算輸出入、出超バランス大幅拡大 |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品(実績/統計) 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経産省化学課が12日発表した8月のエチレン換算輸出入実績によると、輸出が前月比21%増加したのに対して輸入は16%減少した。この結果、輸出から輸入を差し引いた出超バランスは5カ月ぶり13万トン台と大幅拡大した。 エチレン換算輸出量は、対前月比20.9%増(前年比▲3.2%)の198,500トンで、輸出比率は32.4%(前月29.0%)だった。一方の輸入は16.2%減(同35.0%増)の62,700トンで、輸入比率は13.2%(前月15.7%)となった。 差引きバランスは135,800トンの出超となり、前月の89,300トンから一挙に46,500トン拡大した。 品目別にみると、輸出ではエチレン54,276トン(前月比27.9%増)、LDPE 13,569トン(7.3%増)、HDPE 13,792トン(11.6%増)、PVC 50,139トン(17.4%増)、SM 120,235トン(17.2%増)など、発泡ポリスチレンとABS樹脂の2品目を除く12品目が前月比プラスとなった。 一方、輸入は軒並み前月比マイナスで、増加ははHDPE、エチレン酢ビコポリマー、ポリスチレンの3品目のみだった。 ニュースリリース参照 〇8月 エチレン換算輸出入 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1318398524.tif |