2011年10月13日
住友化学・出光興産など8社のCDMプロジェクト承認
【カテゴリー】:行政/団体(環境/安全)
【関連企業・団体】:出光興産、住友化学

農林水産省は13日、出光興産、住友化学など民間8社が連名で申請していたクリーン開発メカニズム(CDM)プロジェクトが、京都メカニズム推進・活用会議の審査っを経て、政府承認されたと発表した。

CDMプロジェクトは、京都議定書により温室効果ガス排出削減が義務づけられている先進国と、義務を有しない途上国が共同で排出削減事業を実施し、その削減分を先進国が自国の目標達成に利用できる制度。

申請していたのは、出光興産、住友化学、沖縄電力、サントリーホールディングス、石油資源開発、日本鉄鋼連盟、住友共同火力、東京電力の8社。

申請したCDMプロジェクトは、
(1)ニカラグアでの「南ニカラグアCDM再植林プロジェクト」 (CO2吸収予想量:年間約8,000トン)
(2)インドの「アグロフォレストリーをベースとした環境に優しい技術開発による炭素固定化を通しての農村生活の改善」(CO2吸収予想量:年間約5,000トン)
(3)ケニアの「アバデア山脈/ケニア山小規模再植林イニシアティブKamae-Kipipiri小規模A/Rプロジェクト」(CO2吸収予想量:年間約9,000トン)
(4)ブラジルの「ブラジル、サンパウロ州におけるAESティエテ植林/再植林プロジェクト」(CO2吸収予想量:年間約15万8,000トン)
-の4事業である。