2011年10月14日 |
三井物産、米テキサス州シェールオイル計画、契約発効期限延長 |
【カテゴリー】:経営(海外) 【関連企業・団体】:三井物産 |
三井物産は14日、米国エスエム・エナジー・カンパニー(SME社)と三井物産米国子会社ミツイ・イー・アンド・ピー・テキサス・エルピー(MEPTX社)が、両社間で締結した、米国テキサス州のイーグルフォード・シェール・エリアでのシェールオイル/ガス開発・生産プロジェクトの12.5%権益に関する契約について、契約上の先行要件充足のため、2011年12月23日まで契約発効期限を延長することで合意したと発表した。 契約発効条件の一部に最終的な詰めの不十分だった部分があり、10月27日としていた発効期限を2カ月延期することにした。プロジェクトの内容そのものに変更はない。 SMEとMEPTXの両社は、2011年6月29日(米国時間)付で同事業への参画について契約締結を行った。 プロジェクトは、累計1000本超の井戸を10年間程度にわたって順次掘削するというもので、そのつど資金を支出する。生産はすでに一部開始され、北米市場で販売されている。SME社とMEPTX社は将来の事業拡大を目指し、同エリアを対象として新規権益を共同取得していくことでも合意済みとなっている。 <プロジェクトの概要(MEPTX社持分)> (1)ピーク時生産量 :原油換算約20万バレル/日 (2)開発総費用 :約12億米ドル (3)生産期間 :約30年間 既報 http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile/NCODE/31900 |