2011年10月17日
アステラス製薬の竹中前会長、SIUパートナーシップ賞受賞
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:アステラス製薬
受賞を喜ぶ竹中前アステラス会長(中央)

アステラス製薬は17日、最高科学アドバイザーで前社長・会長の竹中登一氏が、国際泌尿器科学会(SIU)から、泌尿器分野の創薬で功績を挙げた人に贈られるパートナーシップ賞「SIU Distinguished Partner Award」を受賞したと発表した。

これまでの泌尿器系医薬品創薬の業績と、SIUへの貢献が評価された。授賞式は10月16日に開かれた第31回国際泌尿器科学会(ドイツ:ベルリン)のオープニングセレモニーで行われた。

竹中氏は、1941年愛知県刈谷市生まれ。64年岐阜大学獣医科卒、山之内製薬に入社。研究・開発畑を進み、80年東邦大学で博士号。
93年取締役、00年社長。05年藤沢製薬と合併してアステラス製薬が誕生、初代社長に就任した。06年会長。
高血圧剤「ペルピジン」「ローガン」「ヒポカ」、前立腺肥大症治療剤「ハルナール」の発明者としても知られている。 99年科学技術庁長官表彰。00年紫綬褒章。