2011年10月18日
8月のプラスチック製品工業、生産指数を下方修正
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:経済産業省

経産省発表の8月の鉱工業生産指数・確報(2005年=100、季節調整済み)によると、生産は前月比0.6%増加の93.6、出荷は0.2%増加の94.6、在庫は2.1%増加の102.8、また在庫率は1.4%低下の114.8だった。

9月30日発表の速報と比較すると、生産、出荷は下方修正、在庫は変わらず、在庫率は上方修正となった。

化学工業は生産が前月比0.6%上昇の97.9、出荷0.5%上昇の93.3、在庫は0.2%上昇の104.5だった。在庫率は3.1%低下の120.6となった。生産の上昇は3カ月ぶり、出荷の上昇は2カ月ぶり。

プラスチック製品工業は生産が前月と変わらず0.0%の87.9、出荷1.3%増加の87.1、在庫0.5%上昇の97.7、在庫率は2.5%低下の113.4だった。出荷の上昇は2カ月ぶりとなる。

化学工業は、速報値では0.4%低下の89.0となっているため上方修正となるが、速報は調査対象が「徐、医薬品」と確報と異なるため、比較はできない。
プラスチック製品工業は、速報値(生産 :0.3%上昇の88.2)と比べ、下方修正となる。