2011年10月21日

農水省、第3次補正予算案に農林水産関係1兆1265億円盛り込む

【カテゴリー】：行政/団体 【関連企業・団体】：農林水産省

農林水産省は、政府が21日に閣議決定した総額12兆1025億円の平成23年度第3次補正予算案に、1兆1265億円の農林水産関係第3次補正予算を盛り込んだ。 それによると、森林・林業復旧対策の中で「木質バイオマス関連施設の整備」に95億円、6次産業化や再生可能エネルギー利用の活用の中で「農山漁村再生可能エネルギー導入時」で3億円、農山漁村対策の中で「被災地の復興のための先端技術展開事業」に4億円を計上したほか、創設する東日本大震災復興交付金（使い勝手のよい交付金）の中に「木質バイオマス施設等緊急整備事業」（がれきや間伐材、小水力）東を利用した木質バイオマス発電・熱併給施設整備）を盛り込んだ。 このうち「木質バイオマス関連施設の整備」は、被災地で発生した膨大な木質系震災廃棄物や未利用間伐材等をエネルギー利用するために必要な、木質バイオマス発電・熱供給施設・木質燃料製造施設等の整備に対して支援するものである。民間事業者等が必要とする資金の2分の1以内を補助する仕組みとする方針である。