2011年10月24日 |
米アジレント社の分光光度、「ボーイング787」向けに採用 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:アジレント・テクノロジーズ |
アジレント・テクノロジー(本社・東京都八王子市、梅島正明社長)は24日、米国アジレント・テクノロジーズ(本社・カリフォルニア州サンタクララ、ビル・サリバン社長兼CEO)の「Agilent 4100ハンドヘルド型フーリエ変換赤外分光光度計(FTIR)」が、ボーイング社の旅客機787ドリームライナーの機体の複合材構造の熱曝露評価用として採用されたと発表した。 787ドリームライナーの機体、翼をはじめとする主要部には最先端の炭素繊維が使用されており、その損傷の可能性の検査には新たな非破壊の検査手法が必要とされていた。 ボーイング社は数年にわたる調査の結果、「Agilent 4100 ExoScan」が機体をはじめとする炭素繊維が使われている個所の熱曝露の程度を測定するのに最適な装置であると判断し、採用を決めた。 |