2011年10月24日 |
フクビ化学、「リサイクル建材」好調、上方修正 |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:なし |
わが国プラスチック業界で異形押出し成形品最大手級のフクビ化学工業(本社:福井市、八木誠一郎社長)は24日、2012年3月期第2四半期(4ー9月)業績について、「リサイクル材料を使った環境共生製品」の販売が堅調だったとして、期初(5月11日)の業績予想を通期予想とともに上方修正した。 同社は昭和28年設立の福井ビニール工業が前身。独自の異形押出し技術によって建築資材や産業資材を中心に展開しているが、最近は特に塩ビなどの廃プラスチックに木粉(間伐材)を混ぜて成形した「リサイクル建材」が好調で、大震災による車両向け部材の落ち込みをカバーした。 【フクビ化学工業・第2四半期(連結)予想修正】単位:百万円 ( )前回予想 ◇売上高 17,964(18,000) ◇営業利益 466(330) ◇経常利益 534(430) ◇当期純利益 358(330) ◇1株当たり純利益 17.36円(16.00円) <2012年3月期・通期(連結)予想> ◇売上高 38,000(38,000) ◇営業利益 1,300(1,200) ◇経常利益 1,450(1,350) ◇当期純利益 850(800) ◇1株当たり純利益 41.22円 |