2011年10月26日 |
海賊版対策などを提案、「第3回日中知的財産権WG」 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:経済産業省、農林水産省 |
経産省は26日、神戸市で24、25の両日開催された「第3回日中知的財産権ワーキング・グループ」で、知財保護や対策について率直に意見を交わしたと発表した。 日本側からは同省のほか内閣官房知的財産戦略推進事務局、警察庁、外務省、財務省、文化庁、農水省の担当官、中国側からは、商務部、国家工商行政管理総局、最高人民検察院、国家質量監督検験検疫総局、海関総署、国家版権局、工業信息化部が出席し、黒田篤郎経産省官房審議官と楊国華商務部条約司副司長が議長を務めた。 主な議題は、中国における知的財産権保護に関するインターネット上の模倣品・海賊版対策、日本の地名を用いた農林水産品等の取締り等で、日本側から提案及び要請を行い、意見交換を行った。 また、今月東京で署名したACTA(偽造品の取引の防止に関する協定)について説明し、ACTAと中国法の整合性について今後共同で研究を行う方向で調整することになった。 第4回知財WGは、来年度中に中国で開催する。 |