2011年10月27日 |
三菱レイヨン・クリンスイ、家庭用浄水器を欧州全域へ初展開 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三菱レイヨン |
三菱レイヨン・クリンスイ(本社・東京都中央区、島田勝彦社長)は26日、家庭用浄水器「クリンスイ」の海外事業を強化するため、三菱化学メディア(MKM)と連携し、MKMの海外販売子会社であるバーベイタム社の販売網を活用して欧州全域へ初展開するとともに、東南アジア地域で販売ルートの拡大を図ると発表した。 クリンスイ社は、バーベイタム社が記録メディアブランドで世界的に高い知名度を誇り、世界各国の現地大型小売店などへの販路を有していることに着目し、この販売ルートを活用して今年5月からオーストラリアとニュージーランド地域での初展開や、9月から南アフリカ共和国での販売を開始していた。 欧州で初展開する「クリンスイ」は、日本と同仕様のポット型や蛇口直結型を中心とした家庭用浄水器で、今年11月1日から4日までオランダのアムステルダムで開催されるアクアテック国際水処理技術見本市に出展する。 環境意識の高まりから水道水への注目が高まる欧州地域で、中空糸膜を搭載した「クリンスイ」の高い浄水性能をアピールする。 一方、アジア地域ではベトナム、タイを中心に「クリンスイ」を展開しているエリアで、現地のデザイン・インテリア雑誌が主催する展示会への出展などを通じて、販売ルートの拡大を図る。 |