2011年11月01日 |
昭和電工・第3四半期大幅増益 純利益175億円 |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:昭和電工 |
昭和電工が1日発表した2011年度第3四半期(1-9月)連結決算は、売上高、利益とも前年同期を大幅に上回り、最終利益は86.3%増の175億円となった。 エレクトロニクス部門で(1)シンガポールを中心に進めてきたハードディスク(HD)の増産体制が整い(月産能力を2200万枚から2700万枚に拡大)、需要期を迎えてフル操業を続けていること(2)中国によるレアアース問題以来、昭和電工が生産しているネオジム系レアアース磁石用合金の販売価格が上昇した、などが増収益につながった。 石油化学部門も昨年は大分工場のエチレンプラントが定修を実施したが、今年は非定修のため高率操業を継続中で増収となった。 【昭和電工・第3四半期(連結)決算】単位:百万円()前年同期比増減率% ◇売上高 641,632(9.8) ◇営業利益 38,853(41.1) ◇経常利益 32,798(52.1) ◇当期純利益 17,516(86.3) ◇1株当たり純利益 11.70円(6.28円) <通期(連結)業績予想>百万円()前期比増減率% ◇売上高 870,000(9.1) ◇営業利益 45,000(16.2) ◇経常利益 38,000(24.7) ◇当期純利益 21,000(65.3) ◇1株当たり純利益 14.03円 |