2011年11月02日
三井化学・第2四半期、大幅増収益、経常利益91%増
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三井化学

三井化学が2日発表した2011年4-9月期連結決算は売上高、利益とも前年同期を大幅に上回った。最終利益は前年度に146億円の退職給付引当金を特別利益として計上したことから、同37億円(22.0%)減少の134億円となった。

セグメント別ではフェノール、ビスフェノールA、高純度テレフタル酸、ペット樹脂などの基礎化学品部門が好調に推移した。ペット樹脂は4月の帝人化成との事業統合効果も寄与した。石化部門は売上は162億円増大したが、営業利益は3億円のプラスと微増。機能化学品部門ではメガネレンズ用材料で4月に行ったスイス・Acomon社の買収が効果をあげた。通期予想はわずかに下方修正。

【三井化学・第2四半期(連結)決算】単位:百万円()前年同期比増減率%
◇売上高      755,764(12.3)
◇営業利益      28,748(65.6)
◇経常利益      27,888(91.0)
◇当期純利益     13,365(△22.0)
◇1株当たり純利益  13.34円(17.09円)

<通期(連結)業績予想>百万円()前期比増減率%
◇売上高     1,510,000(8.5)
◇営業利益      50,000(23.3)
◇経常利益      51,000(31.3)
◇当期純利益     26,000(4.6)
◇1株当たり純利益  25.95円

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1320207181.pdf

(英文)
Summary of Consolidated Financial Results
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1320207181.pdf