2011年11月04日 |
アステラス製薬、前立腺がん治療薬 中間結果 |
【カテゴリー】:ファインケミカル(新製品/新技術) 【関連企業・団体】:アステラス製薬 |
アステラス製薬は4日、米国メディベーション社と共同開発中の経口アンドロゲン受容体シグナル伝達阻害剤の第3相AFFIRM試験で、独立データモニタリング委員会が良好な中間結果報告を行ったと発表した。 開発中の阻害剤(MDV3100)は、臨床上意義があり、かつプラセボ群と比較して統計学的に有意な全生存率の改善を示し、中間解析における有効性に関する早期終了の条件を達成した。独立データモニタリング委員会は、試験を早期終了し、プラセボ群の被験者にMDV3100による治療を提案するように勧告した。 アステラス製薬は、今回の試験結果が、がん領域でグローバル・リーダーを目指す戦略を実現する大きな一歩になるとしており、今後は、他の適応症も含めて同剤の開発を進め、前立腺がん治療に新たな選択肢を提供したいとしている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1320369124.pdf |