2011年11月10日 |
電化と三菱マテ、LiB用カーボンナノファイバー製品の販売で合弁会社 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:電気化学工業、三菱マテリアル |
三菱マテリアルと電気化学工業の両社は10日、今後急速な市場拡大が見込まれるカーボンナノファイバー製品について、販売面で提携するため合弁会社「エムディナノテック」を設立したと発表した。 リチウムイオン二次電池(LiB)やリチウムイオンキャパシタの市場は今後急成長が見込まれており、カーボンナノファイバー、アセチレンブラック及びそれらの複合材料は、導電助剤として重要な役割を担っている。 これまで二次電池メーカー向けのカーボンナノファイバーや分散液等の加工製品は三菱マテリアル、またアセチレンブラックは電気化学がそれぞれ製造・販売してきた。新発足した合弁会社は、これらの製品の販売を一括して行う。販売窓口を一本化することで、需要家のニーズにより的確に対応応する。 合弁会社の初年度、2012年度3月までの売上規模として約4億円を見込む。 なお、カーボンナノファイバー及びアセチレンブラックの複合化製品等の開発は、三菱マテリアル、電気化学の両社が共同で行う計画である。 <新会社の概要> (1)商号 :エムディーナノテック株式会社(英文名:MD Nanotech Corporation) (2)本社所在地 :東京都千代田区大手町1-7-2 (3)代表者 :小木勝実(代表取締役) (4)資本金 :10百万円 (5)出資比率 :三菱マテリアル50%、電気化学50% (6)営業開始日 :平成23年10月3日 (7)事業範囲 :二次電池関連材料及び導電性材料のマーケティング及び販売 (8)取扱製品 :カーボンナノファイバー製品及びその二次加工製品ならびに二次電池用アセチレンブラック ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1320904986.doc |