2011年11月14日 |
関東電化・減収益、か性ソーダの販売価格低下など響く |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:関東電化 |
関東電化工業が14日発表した2011年4-9月期連結決算は、売上高、利益とも前年同期を大幅に下回ったが、最終利益は確保した。 基礎化学品部門で、か性ソーダ、塩酸などの主力商品が販売数量、販売価格の低下等により減収となったほか、シクロヘキサンが販売終了により減収となった。精密化学品部門では半導体・液晶用特殊ガスの三フッ化窒素が需要の減少に伴い減収となったほか、電池材料、添加剤がともに苦戦。 プラント部門は、化学設備プラント及び一般産業用プラントともに増収となった。 円高の長期化や欧州債務問題による世界的な景気減速懸念などから通期業績予想を下方修正した。 【関東電化工業・第2四半期(連結)決算】単位:百万円 ( )前年同期比増減率% ◇売上高 17,923(△11.2) ◇営業利益 513(△72.0) ◇経常利益 351(△78.5) ◇当期純利益 102(△85.3) ◇1株当たり純利益 1.77円(12.07円) <2012年3月期(連結)予想】単位:百万円 ( )前年同期比増減率% ◇売上高 38,000(△5.7) ◇営業利益 1,100(△72.2) ◇経常利益 900(△75.1) ◇当期純利益 200(△88.0) ◇1株当たり純利益 3.48円 |