2011年11月16日 |
NEDO、地下水利用のヒートポンプ空調の実証試験を」開始 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:NEDO |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は15日、NEDO次世代型ヒートポンプ研究開発プロジェクトの一環として、信州大学と清水建設が地下水制御型高効率ヒートポンプシステムの実証試験設備を完成し運転を開始したと発表した。 地下水を熱源として活用し空調消費エネルギーを削減することを目的として、地下水の温度に応じて高効率運転する水冷式ヒートポンプシステムの効率、信頼性等を実証する。 このプロジェクトでは、このほかに、都市域における下水管路網を活用した下水熱利用・熱融通技術など5件のテーマを実施しており、現状システムに比べて1.5倍以上の高効率の次世代ヒートポンプシステムの開発を進めている。 今後、冬期実証運転と夏期実証運転を行うことにより、高効率化の実証を行う。また、同様に各テーマにおいても実証試験を行い、2012年度末までに1.5倍以上の効率達成を実証する。 |