2011年11月16日 |
旭化成せんい、伸張発熱の高機能素材を開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:旭化成せんい |
旭化成せんい(本社・大阪市北区、高井秀文社長)は16日、ポリウレタン弾性繊維(スパンデックス繊維)「ロイカ」の高機能差別糸と高度な編成技術を駆使して、伸張により発熱する機能を持つ高機能素材 伸張発熱「スパイエル」を開発したと発表した。 「スパイエル」は、(1)商品着用時に発生する素材の伸縮・伸張により発熱し、とくに肘や膝など素材がよく伸張される部位で発熱効率が高い(2)発熱量は商品の周辺環境により変化し、秋・冬の低温期に多く発熱(3)スパンデックス繊維が伸縮機能を有する限り、伸縮・発熱機能が半永久的に持続するーのが特徴。 同社は「スパイエル」を、編物をベース生地とするストレッチ商品(丸編、経編、成型商品など)、レッグ、インナー、アウター、スポーツ、サポーターなどの分野に展開する予定である。 2012年以降の秋冬商品から店頭で本格発売を予定。2014年度に原糸ベースで年間50トンの販売を計画している |