2011年11月17日
10月の石油化学製品生産 前年割れ状態続く
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:石油化学工業協会

石化協は17日、主要石油化学製品の10月の生産実績を発表した。

エチレン生産量は前月比4.2%増(前年同月比13.2%減)の55万7,200トンだった。

定修センターは三菱化学・鹿島第2号機と住友化学・千葉の2プラントで、稼動プラントの平均稼働率は87.7%。前月の90.6%から2.9ポイント低下した。

誘導品は前月比では17品目のうち、MMAモノマーを除く16品目がプラスとなった。稼動日数と定修規模の差が大きかった。一方、前年比ではMMAモノマー、EO、EG、ANなど7品目がプラス、残りの10品目がマイナスとなった。

国内では、震災復興需要がいぜん見えず、欧米、中国など海外経済の減速も石化製品の需給に影響しているようだ。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1321504562.pdf