2011年11月18日
横浜ゴム、「東京モーターショー2011」に環境タイヤなど出展
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:横浜ゴム

横浜ゴムは11月30日から12月11日(一般公開は12月3日~)まで東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「第42回東京モーターショー2011」に出展する。

「環境、そして人や社会にやさしい」をテーマとした新しい環境タイヤコンセプト「BluEarth(ブルーアース)」をより広く知ってもらうため、その考え方や技術、同コンセプトの下に展開している活動内容を紹介する。

商品開発では環境タイヤブランド「BluEarth」シリーズをはじめ、「BluEarth」コンセプトに基づいて開発したタイヤを展示する。オレンジオイル配合コンパウンド「ナノブレンドゴム」や自然と起こるタイヤからの空気漏れを大幅に抑制する「AIRTEX Advanced liner」など最新の環境テクノロジーも解説する。

また、次世代を見据えた活動として「走る喜びと環境との調和」「EV(電気自動車)タイヤの研究開発」を追及した取り組みを紹介する。

その一例として「チーム・ヨコハマ・EVチャレンジ」と称してEVレーシングカーで参戦している「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」を紹介する。同レースへの参戦は3年連続で、今年は「BluEarth」のプロトタイプを装着し2年連続で電気自動車の最速記録を更新した。ブースには参戦車両も展示する。

さらに未来のタイヤデザインとして開発したコンセプトタイヤを展示。
自然界に存在する形状や現象をヒントとする「Nature Design(ネイチャーデザイン)」を採用したもので、今年8月の「グッドデザインエキスポ2011」で高い反響をよんだ。

東京モーターショーは世界5大モーターショーの1つで、1954年にスタート。今年は世界12カ国、1地域から合計176 の出展者が参加の予定。前回の2009年には約614,000人が来場した。