2011年11月21日
国際石開帝石、インドネシア東部海域に新鉱区取得
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:国際石油開発帝石

国際石油開発帝石は21日、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)と共同で、インドネシア政府が行った新規公開鉱区入札に応じ、東部海域ババルスラル鉱区を落札したと発表した。

同日、設立した子会社インペックスバンダ海石油が同鉱区の100%権益を取得、同プロジェクトの推進母体となる。

取得した鉱区は、同国東部海域のタニンバル諸島サムラキ市の南西約100キロにあり、水深200~2,000メートル、鉱区総面積は約8,170平方キロメートル。同社がオペレーターとして開発準備作業中のアラフラ海域マセラ鉱区アバディガス田からは北西約60キロに位置し、油・ガス田の発見が期待できる有望地域とみられている。

国際石油開発帝石は現在、事業活動の中核であるインドネシアで、東カリマンタンマハカム沖鉱区に50%の参加権益を保有し、原油・天然ガスの開発・生産事業を実施しているほか、マセラ鉱区では、オペレーターとしてアバディガス田の開発準備作業を行うなど、合計10鉱区で探鉱・開発・生産事業を展開している。