2011年11月25日
中外製薬、抗悪性腫瘍剤「ハーセプチン」効能追加
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:中外製薬

中外製薬は25日、「HER2過剰発現が確認された転移性乳癌」や「乳癌の術後補助化学療法」などを効能・効果としている抗悪性腫瘍剤「ハーセプチン」について、厚生労働省から「乳癌の術前補助化学療法」および「転移性乳癌における3週間1回投与」としての用法・用量で追加承認を取得したと発表した。

同社が販売している「ハーセプチン」は、すでにHER2過剰発現が確認された乳がんに対しては世界100カ国以上、胃がんに対しても32カ国以上で承認されており、世界的な標準治療薬に位置付けられている。

同社では今回の追加承認により、がん患者や医療従事者の利便性を一層高めることができるとしている。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1322203097.pdf