2011年11月29日
東ソー・南陽事業所のポリエチレン、CRなど再開 (第4報)
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:東ソー

東ソーは28日、南陽事業所の火災事故(11月13日)発生直後から自主的に運転停止していたポリエチレン、クロロプレンゴム(CR)、クロロスルフォン化ポリエチレン(CSM)、ジルコニア4設備の安全確認を終えたため、いずれも同日までに稼動を再開したと「第4報」で発表した。前回発表の「第3報」(11月18日)では停止中だった。

再開したポリエチレン設備は、LLDPE 年産8万トン能力。同社は四日市にLLDPE 10万3000トン、HDPE 12万5000トン設備を持ち、ポリエチレン全体の能力は年産30万8000トンとなる。

東ソー南陽事業所内の製造設備および連結子会社工場の稼動状況(11月28日現在)は以下の通り。

<稼動中>
・ ポリエチレン
・ クロロプレンゴム
・ クロロスルフォン化ポリエチレン(CSM)
・ ジルコニア
・ 電解
・ 動力
・ セメント
・ 重曹
・ 臭素
・ エチレンアミン
・ ハイシリカゼオライト
・ 東ソー・ファインケム(アルキルアルミなど)
・ 東ソー・エフテック(有機フッ素化合物)
・ 東ソー有機化学(有機工業薬品、農薬など)
・ 東ソーシリカ(ホワイトカーボン、珪酸化合物)

<停止中>
・ 第一塩化ビニルモノマー
・ 第二塩化ビニルモノマー
・ 第三塩化ビニルモノマー
・ ペースト塩ビ
・ アニリン
・ 日本ポリウレタン工業(MDI、TDIおよびその誘導品)
・ 東ソー・エスジーエム(石英ガラス素材)