2011年11月30日
10月の鉱工業生産、化学・プラ製品とも2カ月ぶり上昇
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:経済産業省

経産省が30日発表した10月の鉱工業生産指数(2005年=100、季節調整済み)速報値は、前月比2.4%上昇の92.7で、2カ月ぶりの上昇となった。出荷も0.6%上昇の93.3となった。在庫は0.8%上昇の103.5だった。

生産予測調査によると、11月は前月比0.1%の低下、12月は2.7%の上昇を予測している。

基調判断は「総じてみれば生産は横ばい傾向にある」を据え置いた。。

生産は、輸送機械、一般機械、化学工業など全16業種中12業種が上昇。低下は電子部品・デバイス工業、繊維工業など4業種だった。

化学工業(除、医薬品)は生産が前月比2.3%上昇の88.1、出荷0.2%上昇の86.1、在庫0.0%の103.5、在庫率は0.6%上昇の122.7だった。生産、出荷とも2カ月ぶりの上昇。

プラスチック製品工業は生産が前月比2.5%上昇の85.7、出荷2.3%上昇の85.7、在庫は0.5%増加の97.3で、在庫率は0.7%上昇の118.0だった。生産、出荷とも2カ月ぶりの上昇だった。