2011年12月06日

三菱化学、中国でリチウムイオン電池用負極材の能力倍増

【カテゴリー】：経営 【関連企業・団体】：三菱化学

三菱化学は6日、中国の100%子会社である青島雅能都化成有限公司のリチウムイオン電池用負極材の製造能力倍増を決定したと発表した。現在、年産能力4000トンだが、約15億円を投じて2012年秋に同8000トンとする計画である。 これは、本格的に市場が拡大する車載用途やスマートフォン用途などに対応するためで、他社に先駆けて負極材の製造能力を増強し競争優位性を確保する。 同社は、リチウムイオン電池の主要4材料(電解液、負極材、正極材、セパレータ)すべてを通り扱う企業として、ユーザーニーズに合った最適な組み合わせを提案していくとともに、安定した品質と国内外における万全な供給体制を整えていく方針である。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1323136247.pdf