2011年12月12日
藤吉・日化協会長「COP17、日本政府の延長反対一貫に敬意」
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:日本化学工業協会
藤吉建二会長

日本化学工業協会の藤吉建二会長(三井化学会長)は12日、先に南アフリカ・ダーバンで開催された国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP17)で、日本政府が京都議定書の延長に一貫して反対する姿勢を通したことに対し「敬意を表する」とのコメントを発表した。また次のCOP18に向けて、「日本政府がさらなるリーダーシップを発揮するよう期待する」と注文をつけた。

【藤吉建二・日化協会長のコメント】(全文)

<COP17の結果に関して>

COP17の厳しい交渉において、日本政府が一貫して「京都議定書の延長には与せず」との方針を貫かれたことに、敬意を表したい。

COP18に向けて、「全ての主要排出国が参加する公平かつ実効性のある国際枠組み」構築を目指して、日本政府が更なるリーダーシップを発揮されることを期待したい。

化学業界としては、引き続きCO2削減に努力するとともに、地球温暖化対策に貢献する製品・技術に取り組んでいく所存である。