2011年12月16日 |
鹿島電解、鹿島塩ビモノマー再編、3社撤退し2社体制に |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:旭硝子、カネカ、信越化学工業、三菱化学、ADEKA |
鹿島コンビナート地区(茨城県)で「鹿島電解」、「鹿島塩ビモノマー」を共同運営する信越化学、三菱化学、旭硝子、カネカ、ADEKAの5社は16日、出資会社の資本構成を再編することで一致したと発表した。 旭硝子、カネカ、ADEKAの3社が出資を引き揚げ、信越化学と三菱化学の両社が出資を継続、信越化学の子会社として運営していくことになった。15日開催の取締役会で決まった。 「採算的に合わない」が撤退の理由とみられる。 具体的な再編の内容や条件は今後引き続き協議する。 鹿島電解は資本金35億円で、出資比率は旭硝子 25%、ADEKA 23%、信越化学 23%、三菱化学 21%、カネカ 8%。 か性ソーダ年産40万トン能力の大型電解設備を持つ。 鹿島塩ビモノマーは資本金15億円で、出資比率は信越化学 50%、三菱化学 25%、旭硝子 10%、カネカ 10%、ADEKA 5%。塩ビモノマー生産能力は年産60万トン。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1324017628.tif |