2011年12月21日 |
日本ブチル、鹿島工場のハロゲン化ブチルゴム設備増強 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:JSR |
日本ブチル(本社:神奈川県川崎市、小柴満信社長=JSRとエクソンモービルの折半出資)は、鹿島工場のハロゲン化ブチルゴム生産能力を年産1万トン増強する。2012年内に完工の予定。同社のハロゲン化ブチルゴム生産能力は年産8万トンとなる。 ハロゲン化ブチルゴムは、主に乗用車向けのラジアルタイヤに使用され、需要は堅調で、今後も自動車販売台数の増加に伴いアジア市場を中心に需要の増大が見込まれている。 同社は川崎と鹿島に工場を持つが、鹿島工場の増強は2006年以来となる。 また、川崎工場ではブチルゴム生産能力を2010年10月に年産1万8000トン増強して同9万8000トンとしている。 この9万8000トンのレギュラーブチルゴムのうち、今回の鹿島工場のハロゲン化ブチル増強により、8万トンをハロゲン化ブチルとして販売する。 【日本ブチルの概要】 (1)所在地 :神奈川県川崎市浮島町10-3 (2)代表者 :小柴 満信(JSR 代表取締役社長) (3)設立 :1967年 (4)資本金 :31億6800万円(エクソンモービル 50%:JSR 50%) ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1324442012.pdf |