2012年01月05日 | |
化学業界「合同新年賀詞交換会」 盛大に1300人 | |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:石油化学工業協会、日本化学工業協会 |
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日本化学工業協会、石油化学工業協会など化学関連52団体共催による2012年合同賀詞交換会は5日、都内のホテルに1300人が参加して開かれた。 主催団体を代表して日化協の藤吉建二会長(三井化学会長)が「昨年は日本にとって激動の一年だった。その中でナフサ非課税問題が決着したことが明るい材料になった。今年はまた厳しい円高が続く中、多くの課題に立ち向かっていかないといけない。ことにエネルギー問題では、不公平な負担を負わされないようにしないといけない。将来に向けて大きく転換できるのも化学の力だ」と挨拶した。 続いて来賓の牧野聖修経済産業副大臣が「わが国化学産業は出荷額25兆円、従業員70万人という一大産業であり、高い国際競争力を誇る製品を多数生み出している。ノーベル化学賞受賞者の多さが示すように、日本は化学技術レベルも高い。経産省としても技術開発支援をさらに充実させていく方針だ」と祝辞を述べた。 石化協の高橋恭平会長(昭和電工会長)が乾杯の音頭をとった。グラスを片手に「昨年、ようやく念願だったナフサ非課税恒久化に道筋をつけることができた。当分の間という表現になっているが、霞が関の言葉では無期限という意味なので、どうぞ安心してください」とスピーチし会場を沸かせた。 |