2012年01月10日 |
住友化学、千葉スチレンモノマーから撤退、電化に全株売却 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:住友化学、電気化学工業 |
住友化学は10日、電気化学工業と合弁のスチレンモノマー(SM)事業会社、「千葉スチレンモノマー」から撤退すると発表した。国内外のSM事業環境の悪化に対応するもので、今年4月末に同社の株式持分(40%)を電化に譲渡し、合弁事業を解消する。 千葉スチレンモノマーは1992(平成4)年の設立。電化・千葉工場内に年産27万トン設備を持つ。 住化は生産量の40%を引き取っていたが、4月末限りで終了する。 今後は、日本オキシラン(住化 60%、ライオンデル 40%)のPO/SM 併産設備(SM年産41万2000トン)に事業を集中し、収益性向上を図る。 【千葉スチレンモノマー有限会社の概要】 ・所在地 東京都中央区日本橋室町二丁目1番1号 ・代表者 代表取締役社長 吉高 紳介(電気化学工業社長) ・設立 平成4年1月 ・資本金 20億円 ・事業内容 スチレンモノマーの製造・販売 ・出資比率 電気化学工業 : 60%、住友化学 : 40% ・設備能力 27万トン/年 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1326173424.pdf |