2012年01月17日
富士フィルム、高吸収性「アクアナノサイジングDHA」開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:富士フイルム

富士フイルムは17日、健康増進の効果が期待される油性成分「DHA(ドコサヘキサエン酸)」を、水に触れることで自然に微細化し、吸収が高まるように設計した「アクアナノサイジングDHA」開発に成功したと発表した。

また通常のDHAと比較して、飲用時に1.5 倍の吸収性を有することを確認した。今後DHA を効果的に摂取できるサプリメントの開発に活用していく方針だ。

同社は、写真感光材料の開発研究で蓄積してきた多くのコア技術をベースにヘルスケア分野へ事業参入してきたが、
今回は新たにオイル状のDHA の表面に乳化剤などで特殊な構造を形成する技術を開発したことで、今後、こうした成分の有用性を活かしたヘルスケア商品の開発を急ぐ。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1326767138.pdf