2012年01月19日 |
旭化成エレクトロ、携帯機器向け6軸電子コンパス開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:旭化成エレクトロニクス |
旭化成エレクトロニクス(本社・東京都千代田区、小堀秀毅社長)は19日、携帯機器向けの6軸電子コンパスの新製品「AK8978」を開発したと発表した。2月から量産化する。 これは、3軸電子コンパスと、傾斜角補正のための3軸加速度センサとの2つの部品を1つのパッケージに集積したコンパス機能に最適な複合センサである。 具体的には、米国アナログ・デバイス社の最新の静電容量型MEMS技術を使用した加速度センサを集積しており、電子コンパスの傾斜角を的確に補正するだけでなく、高機能で高性能な3軸加速度センサとして使用することもでききる。また、3軸電子コンパスは、旭化成エレクトロニクスのベストセラー商品のAK8975相当を集積している。 3軸電子コンパスと3軸加速度センサを別々に調達する場合と比較して、部品点数が半減するだけでなく、同社からワンストップで部品供給と統合的な技術サポートを受けられるメリットがある。 主な用途は、スマートフォン用途のほか、GPS内蔵のデジタルカメラで緯度経度の位置情報とともに撮影した方角を記録する機能や、ゲームコントローラなど新しくコンパス機能の搭載が進む用途に適している。 現在、同社はサンプル出荷を行っており、今年2月から量産化の予定である。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1326941126.pdf |