2012年01月20日
東レ、東燃との機能フィルム合弁会社を100%子会社化
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:東レ

東レは20日、東燃化学などと50:50で設立した高機能フィルム製造販売会社、東レ東燃機能膜合同会社(本社:栃木県那須塩原市)を100%子会社化すると発表した。

2010年1月にエクソンモービルの子会社、東燃ゼネラル石油および東燃化学と合弁で設立し、LIB(リチウムイオン電池)用のバッテリーセパレーター・フィルムを中心に事業展開してきたが、厳しい事業環境の中で競争に勝ち抜いていくためには、より迅速な事業運営を行う必要があると判断、東燃側が保有する株式持ち分すべての払い戻しを行い、東レの100%出資子会社とすることで合意した。

株式払い戻し価格は536億円。持分償還日は2012年1月31日の予定。

東レは、新社名「東レバッテリーセパレーターフィルム合同会社」(戸叶威雄会長兼社長)として、経営を引き継ぐ。