2012年01月26日 |
四国化成・第3四半期減収益、円高影響大きく |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:なし |
四国化成工業が26日発表した、2012年3月期第3四半期(2011年4-12月)連結決算は、東日本大震災の影響による需要の落ち込みや円高の影響を受けて売上、利益とも前年同期比マイナスとなった。純利益は前年同期に資産除去債務に関する会計基準適用による特別損失を計上したことから4.0%の増益となった。 化学品ではラジアルタイヤ向け不溶性硫黄は円高の影響を受けたが、販売は内外とも好調に推移した。殺菌消毒剤シアヌル酸誘導品は円高から輸出が低調。プリント配線向け水溶性防錆剤も輸出が落ち込んだ。 【四国化成工業・第3四半期(連結)決算】単位:百万円 ( )前年同期比増減率% ◇売上高 30,250(△2.2) ◇営業利益 3,798(△12.7) ◇経常利益 3,820(△8.5) ◇当期純利益 2,061(4.0) ◇1株当たり純利益 35.26円(33.91円) <2012年3月期(連結)予想】単位:百万円 ( )前回予想 ◇売上高 41,500(△0.1) ◇営業利益 5,200(△10.2) ◇経常利益 5,200(△7.3) ◇当期純利益 3,000(8.8) ◇1株当たり純利益 51.31円 |