2012年01月30日
大日住友薬、大阪研究所に総工費87億円で「新化学研究棟」
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:大日本住友製薬
新化学研究棟完成予想図

大日本住友製薬は30日、創薬の探索から製造まで一連の研究開発体制を構築するため、大阪研究所(大阪市此花区)に新化学研究棟を建設すると発表した。

総工費約87億円でこのほど着工。完成は2013年3月、運用開始は同年7月の予定。

新研究棟は、8階建て、延床面積16,236平方メートル。化学研究所のほか、これまで大阪研究所、大阪総合センター(大阪市福島区)、総合研究所(吹田市)に分散していたプロセス化学研究所や分析研究所を集約する。

各階にミーティングスペースを設置し、コミュニケーションの活発化を図るなど、独創性の高い医薬品が産まれる研究環境を創出する。
また太陽光発電、自然採光の利用など、地球環境に配慮した施設とする。

【新化学研究棟の概要】
・名称  :大阪研究所 新化学研究棟
・所在地 :大阪市此花区(住友化学大阪工場内)
・規模  :地上8階建て、免震構造、鉄骨鉄筋コンクリート構造
・建築面積:2,408平方メートル
・延床面積:16,236 平方メートル
・工期  :2012 年1 月~2013 年3 月
・総工費 :約87 億円


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1327908148.pdf