2012年01月31日 | |
日本触媒、中国でSAP倍増、年産6万トンに | |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:日本触媒 |
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日本触媒は31日、高吸水性樹脂(SAP)の需要が新興国市場を中心に好調なため、中国の現地法人、日触化工(張家港)有限公司で製造設備の増強を決めたと発表した。 総投資額5,600万ドル(約45億円)をかけ、現有年産3万トン設備を2系列、6万トンに倍増する。2014年3月末完成、7月から商業運転を開始する予定。 SAPは、紙おむつの原料として需要が堅調で、同社は昨年3月、インドネシアに年産9万トンのSAP設備と原料アクリル酸同8万トンの増設を決めた。ともに2013年8月稼動開始の予定だ。だがその後も引き続き 増大が予想されるところから、今回中国での倍増を決めた。 日本触媒グループのSAP生産能力は、これにより国内32万トン、海外27万トン、合計年産59万トンとなり、世界トップサプライヤーとしての地位がさらに固まることになる。 【日触化工(張家港)の概要】 ・社名 日触化工(張家港)有限公司 (英文)NISSHOKU CHEMICAL INDUSTRY (ZHANGJIAGANG) Co., Ltd. ・所在地 中華人民共和国江蘇省張家港市(本社および工場) ・代表者 総経理 梶井克規(Katsunori Kajii) ・設立 2003年4月 ・資本金 48.2百万米ドル(日本触媒 :100%出資) ・事業内容 SAPおよびコンクリート混和剤用ポリマーの製造・販売 ・従業員数 100名(2011年12月末現在) ニュースリリース参照 ○中国子会社 日触化工(張家港)有限公司における高吸水性樹脂設備増強のお知らせ http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1327970378.pdf ○NIPPON SHOKUBAI announces NISSHOKU CHEMICAL INDUSTRY(ZHANGJIAGANG) Co., Ltd., a subsidiary・・・ http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1327970378.pdf |