2012年02月01日
アステラス製薬、UCBと関節リウマチ抗体を共同開発・商業化
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:アステラス製薬

アステラス製薬は1日、ベルギーのバイオ医薬品会社UCB社と、日本における抗TNF-α抗体「セルトリズマブ ペゴル」の共同開発・商業化契約を締結したと発表した。 「セルトリズマブ ペゴル」の製造はUCBが行い、流通・販売はアステラス製薬が担当する(売上計上はアステラス製薬)。開発、プロモーション活動は両社が共同で行う。

これに基づき、アステラス製薬はUCBに対し、契約締結時一時金を支払う。また、開発マイルストンや、売上達成に応じた追加一時金を支払うが、同契約締結に伴うアステラス製薬の2012年3月期の業績へ与える影響は軽微。

「セルトリズマブ ペゴル」は、2011年の米国リウマチ学会年次学術総会で、日本人の関節リウマチ患者を対象とした国内臨床試験で、統計的に有意かつ明らかな関節破壊の進展抑制及び身体機能の改善がみられたとの発表
が行われている。

なおUCBはこのほど日本で同剤の製造販売承認申請を行なった。