2012年02月03日

旭化成・第3四半期　増収減益　最終利益480億円

【カテゴリー】：人事/決算 【関連企業・団体】：旭化成

旭化成が3日発表した2012年3月期第3四半期（2011年4－12月）連結決算は、売上高1兆2,000億円で前年同期比3.9％の増収となったが、原燃料価格の高騰や円高の影響を受け営業利益、経常利益は減益となった。最終利益は480億円で4.4%の減益だった。通期予想を下方修正。 「ケミカル」セグメントは、売上高5,598億円（0.9%増）、営業利益433億円（19.6%減）だった。アクリロニトリルなどのモノマー系製品は期前半に海外市況が上昇したものの、ナフサなど原燃料価格の高騰や円高の影響を大きく受けた。 「医薬・医療」セグメントは売上高907億円（2.7%増）、営業利益94億円（22.4%増）と好調だった。 「エレクトロニクス」セグメントは売上高1132億円（6.9%減）、営業利益66億円（52.6％減）と苦戦。リチウムイオン二次電池用セパレータ「ハイポア」の販売は堅調に推移した。 【旭化成・第3四半期（連結）決算】単位：百万円 (　)前年同期比増減率% ◇売上高　　　 　　1,203,902（3.9） ◇営業利益　　　 　 　87,102（△7.9） ◇経常利益　　　 　 　88,001（△2.0） ◇当期純利益　　　 　 48,059（△4.4） ◇1株当たり純利益 　　34.38円（35.94円） ＜2012年3月期（連結）予想】単位：百万円 (　)前回予想 ◇売上高　　　 　　1,624,000（1.6） ◇営業利益　　 　 　 104,000（△15.4） ◇経常利益　　　　 　104,000（△12.0） ◇当期純利益　　　 　 53,000（△12.1） ◇1株当たり純利益 　　37.92円 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1328246725.pdf