2012年02月03日 |
農水省、生物多様性戦略を改定 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:農林水産省 |
農林水産省は3日、生物多様性の保全を重視した持続可能な農林水産業を推進するための指針である「農林水産省生物多様性戦略」を改定したと発表した。同戦略は平成19年7月に策定したもので、今回が初めての改定。 今回の改定のポイントは次の3点。 (1)生物多様性保全に効果の高い営農活動を直接支援する環境保全型農業直接支払い制度や、森林・林業基本計画を踏まえた、適切な間伐等の実施や多様な森林づくり等により、生物多様性をより重視した持続可能な農林水産業を推進する。これらにより「戦略計画2011-2020・愛知目標」の達成にも寄与する。 (2)生物多様性における農林水産業の役割の経済的な評価のための検討に着手する。 (3)東日本大震災により甚大な被害を受けた地域において、農地、森林、漁場の復興や持続可能な農林水産業を復興させることで生物多様性の保全に寄与する。 |