2001年01月30日
Fヤーンの昨年の総出荷量、前年比101%に
PP製品の減少をHDPE製品がカバー
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品
【関連企業・団体】:なし

 日本フラットヤーン工業組合の集計によると、同製品の昨年の総出荷数量はインサイダー分とアウトサイダー分を合わせて5万6,536トンとなった。前年実績比は101%である。うちPP製品は2万4,884トンで前年比98%、HDPE製品は3万1,652トンで同103%となっている。PP製品は前年に続いて不振であったが、HDPE製品が前年同様にPP製品の落ち込みをカバーしたというわけ。
 ただし、インサイダー分は両品種ともわずかながら前年を下回っている。PP製品は1万8,804トンで同97%、HDPE製品は2万7,832トンで同99%となっている。インサイダー分の合計は4万6,636トンで同98%ということになる。一方のアウトサイダー分は、PP製品が前年の5,900トンから6,080トンに、またHDPE製品が2,770トンから3,820トンにそれぞれ拡大したと推定されている。