2012年02月06日 |
東洋紡・3月期 、欧米向け輸出の減速響く |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:東洋紡 |
東洋紡績が6日発表した2012年3月期第3四半期(2011年4-12月)連結決算は、売上高は前年比3.7%増の2,589億円となったが、営業利益、経常利益は欧米向け輸出減速などにより減益となった。最終利益は前年同期に有価証券評価損を特別損失として計上したこともあり大幅増益となった。 工業用フィルムは秋以降、液晶パネル関連を中心に内外ユーザーの生産調整の影響を受けた。接着剤「バイロン」は全般的に堅調に推移した。エアバッグ用基布は第2四半期から数量が回復した。 通期予想を下方修正。 【東洋紡績・第3四半期(連結)決算】単位:百万円 ( )前年同期比増減率% ◇売上高 258,832(3.7) ◇営業利益 14,216(△4.5) ◇経常利益 12,283(△1.5) ◇当期純利益 5,212(856.9) ◇1株当たり純利益 5.88円(0.73円) <2012年3月期(連結)予想>単位:百万円 ( )前回予想 ◇売上高 350,000(2.8) ◇営業利益 20,000(△4.3) ◇経常利益 17,000(△0.3) ◇当期純利益 6,500(56.4) ◇1株当たり純利益 7.33円 |