2012年02月07日 |
エチレン換算輸出入バランス、輸出減り14年前水準に |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品(実績/統計) 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経産省化学課は7日、2011年12月のエチレン換算輸出入実績を発表した。国内需要の低迷から輸出入ともに前月及び前年同月水準を下回った。 出超バランスは13万3,400トンで、今年8月の水準に戻った。 年計バランスは148万4,400トンで、前年の190万トンを大幅に下回った。1997(平成9)年とほぼ同水準で、14年前のレベルに戻ったことになる。 12月のエチレン換算輸出量は、前年比19.6%減(前月比12.5%減)の172,900トン(輸出比率:33.0%)だった。 一方の輸入は同21.6%減(前月比25.3%減)の39,500トン(輸入比率:10.1%)だった。 この結果、差し引きバランスは133,400トンの出超で、バランスは前月の144,800トンから11,400トン縮小した。 品目別にみると、輸出は主要製品が軒並み低調で、輸入も大半が前月、前年同月実績を下回った。 2011年年計は輸出219万3000トン(前年比△9.9%)に対して輸入70万8600トン(32.6%)で148万4400トンの出超だった。 輸出が減少したため出超バランスが縮小した。バランス水準が150万トン以下だったのは、1997年の137万9000トン(輸出181万1200トン、輸入43万2200トン)以来14年ぶりとなる。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1328579152.tif |