2001年01月30日
Fヤーンの12月の出荷、両品種ともわずかに前年超え
アウトサイダー分がともに伸張
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品
【関連企業・団体】:なし

 日本フラットヤーン工業組合がこのほど集計したところによると、同製品の昨年12月の出荷数量はPP製品がアウトサイダー分を含めて1,999トン、HDPE製品が同じくアウトサイダー分込みで2,675トンとなった。前年同月の実績に比べるとPP製品が101.0%、HDPE製品が101.6%ということになる。
 もっとも、このうちのインサイダー分は両品種とも前年同月を割り込んでいる。PP製品は1,459トンで前年同月比99.3%、HDPE製品は2,235トンで同95.8%となっている。つまりは、絶対量こそまだ小さいものの、12月もアウトサイダー品の増加があってはじめて全体が前年を上回ることができたというわけで、同業界関係者は今後もこの傾向がなお続くと見ている。